どうも、るかです。
突然ですが、みなさんは ”子どものイメージ” ってどんなふうに持っていますか?
・弱い
・ひとりじゃ何もできない
・大人のいうことは聞くもの etc…
・子どものイメージを見直す必要性
・イメージの作り方
・見直すことのメリット
イメージを見直す必要性
実は、どのようなイメージを持っているかによって大人の行動は変わってきます。
そして危険なのが…
子どもとの関わりが少ない人ほど、間違ったイメージを持ってしまいがち、ということです。
イメージに対する大人の行動の違い
それでは、このような対照的なイメージを例にして、考えてみましょう。
【大人の行動】
・つい手伝ってしまう
・行動が遅いとイライラしてしまう
・過保護になる
【大人の行動】
・自分でできるような援助をする
・イライラせずに見守ることができる
大人の行動は、子どもの将来に影響する
大人がどのように子どもと接するかは、”どのような大人に育つか”という点に大きく影響します。
↓こちらの記事でもお話ししています↓

具体的どういうことか、先ほどの例を参考にお話しします。
【大人の行動】
・つい手伝ってしまう
・行動が遅いとイライラしてしまう
・過保護になる
【どのような大人になるか】
・他人からの指示がないと何もできない、消極的な性格。
【大人の行動】
・自分でできるような援助をする
・イライラせずに見守ることができる
【どのような大人になるか】
・自主性があり何にでも挑戦できる、積極的な性格。
ではどうするべきか?

どんなイメージをもてばいいのか分からない
子どもに対するイメージの作り方
大事なのは、想像力です。
まずは子どもの未来像をイメージしましょう
具体的にいうと、
子どもが将来どのような大人に育ってほしいのか
ということを明確にイメージしましょう。
わたしの場合、このような思いで保育をしていました。

自主性をもって何にでも挑戦できる人に育ってほしい♪
ではわたしが冒頭でお話しした、
保育士1、2年目のときに抱いていた子どものイメージを思い出してください。
「弱い」
「守ってあげないと」
「ひとりでは何もできない」
「大人のいうことは聞くもの」
・・・
明らかに矛盾していますよね。
未来像と現在のイメージか違うということは…
子どもにこのようなことを言っているのと同じです。
おおきくなったら、自分でなんでもできて、
なんにでも挑戦できるようになってね♪
でも今は、自分がしたことよりも
先生やママ、パパのいうことをきちんと聞きましょうね!
鬼畜すぎますよね(笑)
そんな都合のいい話あるわけがありません。
大人に言い換えるとこんな感じかなと思います。
もっとたくさん貯金したいから
今よりもっとたくさん稼げるようになりたい♪
でも、仕事もライフスタイルも変えたくない!
こんなのムリゲーです。
それがわかったところで、イメージの作り方の話に戻ります。
未来像に沿ったイメージを作る
例えばこんな感じです。
自分でなんでもできるようになってほしい
→子どもは自分でなんでもできる!
自分の意見を言えるようになってほしい
→子どもにも大人と同じように意見や権利がある!
何にでも挑戦できるようになってほしい
→子どもには、挑戦しようとする思いや力がある!
未来像から子どものイメージを作ることで、未来と現在が、矛盾せずに一致します。
そしてこのようなイメージを持つことで、
大人の行動が変わり、大人にとってもたくさんのメリットがあります。
イメージを見直すことのメリット
ここでみなさんに朗報があります。
イメージを見直すとイライラが減る
イメージを見直すことで…
子どもにイライラすることが、圧倒的に減ります。
これはわたしの実体験でもあります。
例えば子どもがお着替えしているときのことです。
「子どもはひとりで何もできない」と思っていた時期。
なかなか服を着ることができなくて時間がかかる。
→手伝おうとするが、子どもに拒否され、イラッとする。
→少し見守るがなかなかできずに、イラッとしてしまう。
→強制的に手伝って子どもは大泣き。イラッとする。
そんなことが日常茶飯事でした。
(当時のクラスの子たち…本当にごめんね…)
これって子どもも大人もストレスがたまります。
でもイメージが変わってからは…
「子どもは自分でできる力がある」と思っている今。
なかなか服を着ることができなくて時間がかかる。
→どうしたら自分でできるか考える
→ひとりでできるような環境をつくる
(時間に余裕をもつ、着やすいようにセッティングしておくetc..)
→子どもを信頼しているので、イラつかない
大人も子どももストレスがかからずハッピーに過ごせます。
善は急げ!今すぐイメージの見直しをしよう
たかがイメージ。されどイメージ。
いいと思うことは、今すぐ取り入れるのがベストです♪
わたしは無意識にまちがったイメージを抱いていた時期のことを
今でも後悔してしまいます。
もっと早くこのことに気づけたらよかったのに…と。
みなさんには、わたしの失敗を参考にして
できるだけ後悔しない子どもとも関わり方をしてもらいたいと思っています。
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